zebedeの続きの続き

maximilian2007-08-12

出先でlinuxBOXを持っていくのも大変なのでColinuxですむように頑張って試る。
考想としては
windows側からの操作用にslirp
SMBマウントした時用に追加NIC,こっちはTAP
で組んでTAP側のサービスをそのまま流用するかたちにする。

まずwindows側のTAPと外接続回線(ローカルエリア接続なんか)をブリッジする。両方を選んで右クリック→ブリッジ接続で作製完了。この時にTAP側の名前を”TAP”なんかにしておく。(下のeth1=tuntap,"TAP" でつかう。TAP以外にしたら下のバッチファイルも変更しておく。)

次にColinux側の設定にeth1を足す

colinux-daemon.exe kernel=vmlinux initrd=initrd.gz mem=512 cobd0=4gb.ext3 cofs0=C:\Temp eth0=slirp,,tcp:8080:80/tcp:222:22/tcp:10000:10000/tcp:8139:139 eth1=tuntap,"TAP" root=/dev/cobd0 fastboot nogui

ついで
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
して適当に作る。こんな感じ。
DEVICE=eth1
ONBOOT=yes
#BOOTPROTO=dhcp
IPADDR=192.168.1.123
NETMASK=255.255.255.0
GATEWAY=192.168.1.1


service network restart

ifconfig
してeth1が出ていればOK。念のためローカルエリアのサーバーなんかにpingしておく。(slirpはpingが通らないはずなのでもし通っていれば成功。)

これで設定は完了。鍵ファイルとzebedeeの設定/起動スクリプトをscpしてテストすればOK

以後colinuxのIPでサービスを使えるようになります。起動の際にsmbとかが動いているとzebedeeが正常に起動しません。(ポートのバインドに失敗するとzebedeeが起動しません。)chkconfig --level 345 smb offなどとしておくべし。

速度はほぼ同等な感じ。topでみていたとおりで回線速度限界まで出しても20%ぐらいの負荷。かなり速い。


これで出先でもメイン端末/音声認識端末(兼colinux/zebedeeブリッジ)できわめて快適に作業できるはず。来週の外での仕事に使ってみようっと。


出展はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/okonomi/20070728
日付をみるときわめてタイムリー。先人の知恵に感謝。m(v_v)m


注釈
上記はあくまで「SMB」にこだわって、「拠点間」をlinuxBOXではる場合です。httpのポートフォワードとかだけでよければクライアントwindowsPCで直で張るのが楽でいいです。scpでは重いものを持ってくる時やストリームで流す場合(wmvなど)の場合にはこっちの方がいい感じです。(逆にscpやssh/webDAVで問題ない場合は其れを使っても問題(−)。)