ustream

スタッフに教えてもらって実際見てみた。
ustreamDOMMUNEに付いて教えてもらったので実際見てみる。

ごにょごにょ。
なるほど確かにいいサービスだ。

技術的にはflashプレーヤーにちょっと細工がありそうだ。
最初にちょっと大きめの通信がある。
多分デフォルトのムービープレーヤーではなさそうだ。
ストリーム中の帯域は0.2Mbpsぐらいでyoutubeの1/10ぐらい。
多分先行するDLデータの中に圧縮データを解凍しながら表示する仕組みが実装されているのだろう。
いくら帯域を狭くしてもこれだけ多数は多分、自社では捌けないはず。
同時アクセスについては多分akamaiで非同期的(といっても数ms)な動的な配信だろうと思われる。
と言っても、この技術が見立て通りであればかなりすごい技術だろう。
DOMMUNEツイッターAPIに丸投げて自社では処理していないだろう。

非常に上手なのはターゲッティングの方向性か。
インターネットの利点の「時間的/空間的制約からの解放」のうち、ツイッターなどを初め「時間的には縛り、空間的制約の解放」の流れを上手くターゲッティングしていると思う。
(「時間的には縛り」については今の人間の繋がりのライトさのためだろうか。自分は他人との時間的共有には興味がないのでツイッターはやらないのだけれど、これだけツイッターがはやっているので、ターゲッティングの根幹の因数は多岐に渡るのかもしれない。「他人との時間の共有」に興味がない時点で自分には分析は不能だろう。)
ライブ配信などは「時間的には縛り、空間的制約の解放」などには良い事例なのだろう。

マーケッティング的には、コンテンツの豊富さと発信元の素性がかなり良い印象。
既得権益企業は現在のところプロモーション的に使用しているようだが、今後のマネタイズの方向は興味深いと考える。
ただ、これだけの豊富なコンテンツとターゲッティングの成功からは多分何らかの成功モデルになるような気がした。

上記を踏まえてustream界隈、多分暫く面白いかもしれない。